陸前高田市から産直，採れたてランドの組合長さん，副組合長さん，きのこのSATOの社長さんが私たちが普及している夏秋イチゴ用の高設栽培装置，トマト等の乾燥を研究をしているマイクロ波真空乾燥装置の見学に見えました．

熱心にイチゴの高設栽培を見学

まずは雫石チャレンジドさんのハウスを見学しました．いつもご協力いただいている田原さんに内部を案内していただきます．皆さん装置の作成方法や，培地などについて熱心に質問されていました．続いて岩手大学では園芸振興班のメンバーである折笠准教授の実験室でマイクロ波真空乾燥装置の見学を行いました．きのこのSATOの佐藤さんは興味津々で，装置導入を考えている様子です．新しい乾燥シイタケ，楽しみですね！

今日で冬のカリフラワー収穫は終了しました．カモシカに食べられたり，色々ありましたが，播種のタイミングや，寒締めにする時の問題点などが明らかになりました．もちろん，シカ対策の必要性も！！！べたがけとシカよけの網を外してトマトの作付けに備えます．

カリフラワーの収穫はおわりです．

3月11日に，いわて三陸感謝フェアに出店している，”きのこのSATO”さん(http://www.kinoko-no-sato.com/order/order_01.html)にご協力頂き，姫かりふⓇの試験販売をしました．商品を搬入するためにエレベーターに乗っている間にもお客さんが興味を持って「小さなカリフラワー？」「可愛いね～」などと声を掛けて下さいます．品物を並べている途中には，隣のブースの売り子さんが興味津々，早速お買い上げいただきました．離れてお客さんの動向を窺います．やはり，とても興味を持つ様子で，立ち止まってくれます．私たちはその後売り場を離れましたが，用意した23袋はほとんど11日のうちに売れてしまったとの報告をいただきました．百貨店の人気商品になるかも?!

姫かりふ試験販売の様子

試験栽培している姫かりふを収穫しました．栽培している品種のうち，オレンジ美星はほとんどを収穫しました．白い美星はまだ小さいものが多いようです．収穫適期が短いので，連続して収穫するには播種をずらすなど工夫が必要です．

姫かりふ，メジャーで測って…収穫しようかな？サイズはOK!

がんちゃんの三陸野菜畑ではカリフラワー「姫かりふⓇ」を栽培しています．だんだん暖かくなってきたので，徐々にカリフラワーが大きくなってきました．が，まだまた小さいですね．4cm以上8cm以下で姫かりふ規格ですので，もう少し育ってからの収穫になります．

がんちゃんの三陸野菜畑，ただ今のカリフラワー．まだ小さい．．．

畦畔緑化の試験を行っている畦畔の様子も見てきました．冬の間も，元気なカバープランツもありますし，冬は地上部は枯れてしまうものもあります．どの品種が三陸沿岸のカバープランツに向いているのかを調べています．

冬の畦畔の様子．

田野畑村での作業は気象観測装置のメンテナンスと夏秋イチゴを栽培している農家さんへの栽培支援です．気象観測装置は雨量計もついた本格的なものが島越に，気温だけ測る簡易なものが切牛に設置されています．データ収集や電池交換，動作確認が主な作業となります．

栽培支援では，イチゴの後作のカリフラワー栽培の指導を行っています．定植時期が遅かったため，カリフラワーはまだ小さく，これから野いちご定植作業予定次第では収穫できないかもしれず残念です．

こちらは栽培支援をしてる田野畑村のイチゴ栽培ハウスです．夏イチゴの二段栽培をしていたベッドの一部で後作のカリフラワー栽培を行っています．上の段でイチゴ，下の段でカリフラワーを栽培しています．がんちゃんの三陸野菜畑のカリフラワーに比べるとまだ小さいですが元気に育っています．

イチゴとカリフラワーの二段栽培

明けましておめでとうございます．今年もよろしくお願いいたします．新年のがんちゃんの三陸野菜畑です．カリフラワーも寒さにあたり少し葉の色が変わってきました．低温馴化によって植物の中に糖が蓄積されます．春先には濃厚な味の姫かりふが収穫できそうです．

カリフラワーの葉．少し寒さにあたり色が変わってきました．寒さに耐えて甘くなり，濃厚な姫かりふになるといいな．

ところで，年末にいただいた北限のゆずでマーマレードを作りました．ゆずのマーマレードは美味しいですね♪

暮れも押し迫ってきました．が，暖かいですね！！20年ぶりに強力なエルニーニョ現象とのことで，峠には雪がなく安全な道中です．がんちゃんの三陸野菜畑も例年とは違い凍り付くこともなくカリフラワーも元気いっぱいです．大きく育っちゃうかもしれませんね？

カリフラワーの収穫時期は？