今日は,がんちゃんの三陸野菜畑の冬作の片付けを行った後,クッキングトマト栽培のお手伝いをさせて頂く予定の小友の水田復旧工事現場を,やはりお手伝いをされているヤンマーの担当様に見せていただきました.写真は工事現場の様子です.
客土されている土の色が一筆一筆ことなり,これは収量も一筆ごとにだいぶ異なるだろうなとの感想を持ちました.一日も早い復興を願い,園芸振興の方向から微力ながら協力させていただければ...
2014年2月27日
今日は,がんちゃんの三陸野菜畑の冬作の片付けを行った後,クッキングトマト栽培のお手伝いをさせて頂く予定の小友の水田復旧工事現場を,やはりお手伝いをされているヤンマーの担当様に見せていただきました.写真は工事現場の様子です.
客土されている土の色が一筆一筆ことなり,これは収量も一筆ごとにだいぶ異なるだろうなとの感想を持ちました.一日も早い復興を願い,園芸振興の方向から微力ながら協力させていただければ...
2014年1月28日
今日は,がんちゃんの三陸野菜畑の作業終了後,いつもお世話になっているひまわりハウスさんの第二回コワーキングに参加しました.岡田さん,松嶋,学生2名の参加です.NOPの方,語り部ボランティアの方,仮設商店街の方,映像作家の方,パン屋さん,などなど,たくさんの方の参加で,陸前高田で情報技術をどう利用していくか?などについて話し合いました.たくさんの素晴らしい意見が出て,参加できてとても参考になりました.収穫したカリフラワー「オレンジ美星」「美星」を皆さんに試食していただいたところ,大好評♪喜んでいただき嬉しかったです.
2013年12月11日
師走に入りだいぶ寒くなってきたがんちゃんの三陸野菜畑で,カリフラワーやハクサイの収穫を行いました.べたがけをしている野菜たちは,寒さにあたりちょうど甘くて美味しくなっている時期です.佐々木さん宅のハウスによって,イチゴの簡易高設栽培装置の様子をみてみると,そろそろ肥料が切れて培地の更新時期ですがまだイチゴがなっています!赤くなるかな~
2013年11月18日
今日の作業は,カリフラワーの収穫調査,ハクサイの収穫,そして,冬に備えた動物よけ電気柵の撤去です.カリフラワー,ハクサイはべたがけの下で育っているので,生育状況を調べたり収穫したりするときは,べたがけをはずして作業します.写真は,カリフラワーを収穫する学生と,べたがけを剥がしてカリフラワーの生育状況を調べている岡田さんです.
写真には,今までがんちゃんの三陸野菜畑を囲っていた動物よけの電気柵がありません.冬野菜はべたがけ囲っているので,動物も食べることができないだろう,と言うことで,冬支度として寒くなる前に撤去しました.これまでは柵が作業の邪魔だったのですが,今日からは柵がないので出入りが楽になります.
冬野菜がどんどん育ち,たくさん収穫されるようになってきました.写真の手前がカリフラワー,色が白い’美星’と黄色っぽい’オレンジ美星’です.’オレンジ美星’は熱を通すと鮮やかな黄色~オレンジ色になります.左手奥は,ハクサイの’おばこ’です.結球しないハクサイで,おひたし,味噌汁などで食べるとシャキシャキした食感で美味しいです.右側奥がミニハクサイの’タイニーシュシュ’です.核家族の食卓にちょうど良いぐらいの小ぶりなハクサイです.
2013年11月6日
陸前高田市竹駒町の「がんちゃんの三陸野菜畑」に行く道すがら,横田の川の駅裏に案山子が並べてあったので車を降りて見物しに行きました.案山子は大人気の「あまちゃん」登場人物やドラえもんの形で,どうやら案山子コンクールの作品群のようです.
さて,一週間前に播種したライムギが芽を出していました.これからどんどん大きく育ち,水はけの悪い畑の土を改良してくれると良いですね.
今行っている作業は,カリフラワーの収穫調査が中心です.その後,ハクサイを収穫したり,雑草を取り除いたりの作業を行います.写真は作業を行っている学生です.
2013年10月28日
今日はまさに秋晴れの晴天です.今日の作業はライムギの播種,カリフラワーの収穫調査,ハクサイの収獲です.畑の土は水はけが悪く,畝間が大きな水たまりになってしまいます.災害復旧時に重機によって畑の土が踏み固められ,内部に水が通りにくい層ができているようです.ライムギは冬の間に生長し,ねを深くのばします.根の到達したところまでは,土の中に水の道が作られ,水が通りやすくなります.重機によってできた水が通りにくい層までライムギの根が到達すれば,来年春の作付け時には,水はけが良くなると予想されます.
カリフラワーの’美星’,’オレンジ美星’,ハクサイの’おばこ’も順調に育っています.写真はカリフラワーの美星です.
2013年10月21日
先に,「おしらせ」で案内していた園芸グループと野菜ソムリエコミュニティいわて共催の
大盛況!!のうちに終了いたしました.ということで,まずは速報...
12:00から始まった試食会,司会のシニア野菜ソムリエ,小原薫さんが巧みな話術と豊富な野菜の知識で会場を盛り上げて下さいます.坂田シェフも会場の皆さんにご挨拶.素敵な笑顔ですね.後ろのスクリーンが見えますでしょうか?会場となりました岩手大学生協のご厚意で,厨房の様子を厨房外側からビデオカメラで実況中継.会場の皆さん,シェフの華麗な手さばきに感嘆のため息をついておられました.
こちらは,野菜ソムリエの千田広子さん(共催した野菜ソムリエコミュニティいわての代表)がてきぱきサービスされる様子です.野菜ソムリエコミュニティいわての皆さんは厨房でのお料理補助から会場でのサービスまで,大活躍です.
こちらの写真はお肉料理の「南部どりのトマト風味煮込み パプリカ添え」本日のメニューは
~前菜~
ベイクドトマト パルミジャーノ風味
ラタティーユ
~魚料理~
秋刀魚のプロヴァンス風
~肉料理~
南部どりのトマト風味煮込み パプリカ添え
~デザート~
トマトのジュレ バニラ風味
どれも,美味しく美しいお料理の数々でした!
第二部はテーマ:「クッキングトマトで三陸農業を復興 -シーズとニーズを結ぶ-」として,クッキングトマトを三陸農業復興の起爆剤にするために,そのシーズとニーズを如何にして結びつけたらよいかを議論し展開の方向性を探ります.
コーディネーターとパネリストは,コーディネーター 佐藤和憲さん(岩手大学),パネリストとして岡田益己さん(岩手大学),菊地利正さん,((株)アースコーポレーション),坂田幹靖さん(GINZA kansei),千田広子さん(野菜ソムリエコミュニティいわて),古川勉さん(大船渡農業改良普及センター),福本敏さん(雫石創作農園),由比進さん(東北農業研究センター)と,クッキングトマトに携わる各界の専門家です.会場を巻き込んで,クッキングトマトと三陸農業復興の今後について活発な討議が行われました.
本イベントはたくさんの方々のご協力で開催にこぎつけることができました.ご協力いただいた関係者の皆様に厚く御礼申し上げます.大変ありがとうございました.
2013年10月7日
こんどは秋の雨にたたられているがんちゃんの野菜畑ですが,今日の圃場作業でははじめてハクサイ“おばこ”の収穫作業を行いました.
’おばこ’はさっとゆでると,シャキシャキして歯触りがよく,えぐみがなく味もよい品種です.津浪被害を受け排水性が悪くなった畑で,雨の多い中でも比較的湿り気の害が少なく収穫することができました.生長が早いために,早く苗が大きくなり湿害の影響が少なくて済むようです.ところで,この畑の土壌は湿り気を含むと柔らかくなり,簡単に杭やべたがけの留め具をさせるようになります.今日はハンマーを使わずに済みました.
写真は,クッキングトマトをカラスに食べられないように,トマトの上に張り巡らしているテグスについた水滴です.このようにテグスを張り巡らしていても,時々カラスにつつかれたトマトが見つかります.カラスもいろいろ頭を使うようですね.
2013年10月5日
バーベキューの差し入れに、「最近流行りの野菜ケーキを作ろう!」ということで、研究室のみんなでトマトのチーズケーキを作りました。
作ったチーズケーキは、2層 になっていて、トマト入りの濃厚なレアチーズの層の上に真っ赤なトマトジュレの層が乗っています。レアチーズの層には、麗夏という生食用のトマトを使い、 上のトマトジュレは、畑でとれたなつのこまを使いました。なつのこまは、加熱しても鮮やかな色が残るという特徴があるため、今回のケーキの場合もトマト ジュレの色がきれいに残り、とてもおいしそうに出来上がりました。実際にみんなで食べてみると、トマトのさわやかな酸味とクリームチーズの甘味がばっちり あっていて、とってもおいしかったです!クッキングトマトはおかずだけでなく、きれいな色が目を引くデザートにもぴったりでした!これからもいろいろな料 理に使ってみたいです! By 愛子
2013年9月30日
がんちゃんの野菜畑で育てているトマトも,徐々に収穫が終わり,収穫終了した畝から冬作野菜の栽培に移ってきました.写真は今日のがんちゃんの野菜畑の様子です.畑の中で白いべたがけの掛かっているところが冬作野菜(カリフラワー,ミニハクサイ)を栽培している場所です.
だいぶ面積が増えてきました.さて,この白いべたがけですが,風で飛ばないように留め具で土に固定しておく必要があります.ところが,土が硬く留め具がなんとも土に刺さりません.仕方なく写真のようにハンマーを使って土にたたき込みます.
がんちゃんの野菜畑の土壌は,津浪で作土が失われる前は,ふかふかのとてもよい土だったと聞いています.津浪による瓦礫撤去のために作土も一緒に取り除いたために,心土がむき出しなのですが,この心土が雨が降って水を含んだ後に乾燥すると,べたがけの留め具だけではなく,いぼ竹なども全く刺さらないほど固くなってしまいます.また,水はけも悪く根の発育には適さない土壌状態です.次の写真は,穴を掘りなかにもみ殻を投入して水を投入する岡田さんです.
礫層まで穴を掘って,水はけのよいもみ殻を入れておくとある程度排水性がよくなるようです.津波後の土壌をもとのような作土に戻すためには,有機物を投入し土壌改良をする息の長い活動が必要です.